家事が楽になる間取りとは?共働き夫婦におすすめの「家事動線」工夫術【新築注文住宅】

家事動線を工夫した暮らしのイメージ

みなさん、こんにちは!
玄housing広報担当の玄馬(げんば)です。

いつも「玄馬くん家づくり豆知識」をご覧いただきありがとうございます。

小さな不満が家族の空気を変えてしまう前に

ティッシュ空だけど・・・また私が交換?

トイレットペーパー交換してよぉ~

共働き家庭が当たり前になった今、夫婦で家事を分担するのも珍しくなくなってきました。
けれど実際は「ティシュ箱が空のまま」「脱ぎっぱなしの服が放置」「トイレットペーパーが補充されていない」など、ちょっとした”すれ違い”にイライラしてしまう方も多いのではないでしょうか?

こうした小さな不満が積み重なると、夫婦仲にまで影を落とすことも・・・。
そこで注目したいのが、新築注文住宅ならではの「家事動線」の工夫。家づくりの段階から、日常の家事や片付けが”ラクになる仕組み”を取り入れることで、家事ストレスを軽減し、家族みんなが気持ちよく暮らせる住まいが実現できます。

この記事では、よくある家事ストレスの原因から、間取りでできる具体的な解決策までわかりやすくご紹介します。

◆ 夫婦で家事を分担する時代だけど・・・

共働き家庭が増えたことで、夫婦で家事を分担するという考え方は、今や常識となりつつあります。
しかし実際の調査では、依然として家事の多くを担っているのは女性側、という家庭が多いのが現実。
一方で、男性は「自分も家事をやっている」と思っている節があり、家事に対する”認識の差”がすれ違いを生んでいることも少なくありません。

このような家庭内ギャップは、小さなことから始まります。

◆ 家事の「すれ違い」が起こる理由とは?

たとえば―

  • 空になったティッシュの箱がそのまま
  • トイレットペーパーが切れても交換されていない
  • 脱いだ服が床に放置されている
  • 使い終わったタオルがそのままになっている

どれも「些細なこと」のように感じるかもしれません。
けれど、こうした小さな家事の放置が重なると、ストレスは確実に蓄積していきます。

そして厄介なのは、これらが”習慣”や”性格”に起因していること。
注意しても治らず、繰り返されることで不満が募り、夫婦仲に悪影響を及ぼしてしまうケースもあるのです。

◆ 家族負担を減らす「家事動線」の考え方

家事のストレスの多くは、「やってくれない」ことよりも、「やりにくい環境」に原因があることも。
そこで注目したいのが、「家事動線」に配慮した間取りです。

家事動線とは、掃除・洗濯・料理・片付けなど、家事を行う際の移動ルートや作業の流れをスムーズにするための設計のこと。
あらかじめ、動線を最適化しておくことで、「わざわざ感」がなくなり、家事の負担がグッと軽減されます。

◆ 家事ラクになる動線の具体例

1.自然と片付けできる帰宅動線

日々の暮らしで意外とストレスになるのが、帰宅後の”散らかし”。
リビングにランドセルやカバンを置きっぱなし、服を脱いでそのまま・・・なんて光景、見覚えありませんか?

そこでおすすめなのが、「帰宅してからリビングに入るまでの動線」を工夫すること。

玄関→手洗い→ファミリークローク→家事室→リビング

という順路を設けると、自然な流れで

  • 手を洗う
  • 服を脱いで収納する
  • 荷物を置く

といった行動が習慣化され、リビングが散らからなくなります。

ポイント

  • リビングに物を持ち込まない工夫
  • 衣類やカバンを所定の位置に置く・手洗いを習慣化する

2.散らかさない仕組み「家族ロッカー」の活用

家族が帰ってきた時、それぞれの荷物をどこに置くかが決まっていないと、つい”その辺”に置きがち。
これを防ぐのが「家族専用ロッカー」の設置です。

玄関ホールやファミリークロークに、家族ごとに分けた収納スペースを設けることで、

  • ランドセル
  • 仕事カバン
  • 部活動の道具

などを”自分の定位置”に戻す習慣が自然と身につきます。
子供も夫も、「使ったら元に戻す」が当たり前になる仕組みづくりが可能です。

ポイント

  • 自分のモノは自分でしまう
  • 親の「片づけて!」が減る!

3.洗う→干す→しまうが1か所で完結

毎日の家事の中でも手間が掛かるのが「洗濯」です。
洗って、干して、畳んで、部屋にしまう・・・という工程がバラバラの場所で発生すると、どうしても無駄な移動が増えてしまいます。

そこで注目したいのが、「家事室(ファミリーユーティリティ)」の存在。

このスペースに

  • 洗濯機
  • 物干しスペース(室内干し可能)
  • 収納棚

をまとめて配置すれば、洗濯に関する動作をすべて一カ所で完結させることが可能です。

取り込んだ洗濯物を、すぐ隣の収納にしまえる設計にすれば、動きが最小限に抑えられ、家事時間も短縮できます。

ポイント

  • 洗濯→干す→しまうが一筆書き
  • 家事効率が劇的にアップ!

※下の写真は、弊社で施工した「洗濯・物干しスペース(室内干し可能)・収納」の家事効率をアップした間取り実例です。

手前:ランドルールーム 奥:家事室
家事室から外に出て洗濯物を干せる間取り。
家事室は洗濯物を畳んだりアイロン掛けもできます。

◆ 性格を変えるのではなく、行動が変わる仕組みづくり

「何度言ってもやってくれない」
「なんでこれぐらい気がつかないの?」

そんな言葉がつい口をついて出てしまうのは、相手に”行動の変化”を期待しているから。

けれど実際、人の性格や行動パターンを変えるのはとても難しいこと。
だからこそ、「仕組み」でカバーする発想が必要です。

行動心理を理解し、誰もが”自然と片付けたくなる” ”動きたくなる”家のつくりを設計することで、家族全体の家事負担を減らすことができます。

玄ハウジングでは、お客様の家族構成や暮らし方に合わせて、オーダーメイドの家事動線をご提案しています。

◆ まとめ:家事動線にこだわることは、家族の関係を守ること

家事の”やりにくさ”が小さなストレスを生み、それが積もると家族関係にまで影響を与えることがあります。
でも、新築住宅を建てるこのタイミングだからこそ、間取りから見直すことで、その問題を根本から解決することができるのです。

「家事のしやすさ」は、家族みんなが気持ちよく暮らすための大切な要素。
家族の協力を前提にするのではなく、「誰でも自然にできる仕組み」を住まいに取り入れることで、笑顔の時間がきっと増えていくはずです。

玄ハウジングでは、暮らしに合わせた”家事ラク動線"のある家づくりをご提案しています。
「共働きで忙しい」「なるべくストレスのない家がいい」そんなお悩みをお持ちの方も、まずはお気軽にご相談ください。

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私たちと一緒に踏み出しましょう。


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