【これから住む地域は大丈夫?】ハザードマップでわかる災害リスクと防災情報

みなさん、こんにちは!
玄housing広報担当の玄馬(げんば)です。

いつも「玄馬くん家づくり豆知識」をご覧いただきありがとうございます。

注文住宅を建てる際には、夢のマイホームを実現するためにさまざまな要素を考慮する必要があります。

そのなかでも特に重要なのが、「購入する土地の安全性」です。
地震や洪水なども自然災害が頻発する日本では、地盤の強度や地域の災害リスクを事前に調査することが不可欠です。

この記事では、ハザードマップや古地図を活用して地域の災害リスクを確認し、安心して暮らせる土地を選ぶ方法についてご紹介します。
家族の安全を守るため、これからの生活を安心して送るために、ぜひ参考にしてください。

◆ 注文住宅の土地選びの際はハザードマップの活用を!

注文住宅を建てる際は必ず土地が必要になりますが、土地を購入する際に知っておくべきことは、その地域の「地盤強度」です。

軟弱地盤だと地震や水害などの災害時に被害が大きくなりやすいので、地盤補強を行うための費用も掛かります。

その際、ひとつの参考になるのが自治体の「ハザードマップ」です。
ハザードマップは自然災害が発生した際に想定される危険な場所や、避難経路・避難場所の情報を地図上にまとめたもので、災害による被害の軽減や防災対策に役立ちます。

ハザードマップを見ることで、自分が住む地域のリスクを確かめたり、災害時のリスクを事前に把握したりすることができます。
例えば、津波や洪水の影響を受ける恐れがあることや、活断層が近くて地震に対する万全の備えが必要であることなど、災害の種類ごとに細かく記された危険個所を確認することができます。

出典:熊本市ハザードマップ

近年、地球温暖化の影響による集中豪雨からの洪水や土砂災害、地震などによる津波の被害など日本全国で毎年のように起きていますが、「これから住もうと検討しているエリアは大丈夫か?問題ないか?地盤補強など対策は必要か?」など、これらは把握しておく必要があるでしょう。

自然災害による甚大な被害から、ご家族とマイホームを守るためにも、できるだけ災害リスクの少ない土地を選ぶことが大切です。

ハザードマップで確認ができること

  • 洪水
  • 土砂災害
  • 津波、高潮
  • 地震
  • 火山噴火
  • 道路防災情報
  • 災害時の避難所

など

ハザードマップポータルサイトhttps://disaportal.gsi.go.jp/

◆ 古地図もチェックしてみる

ハザードマップと同じく土地を調べるうえで重要なのが「古地図」です。

古地図では、「昔はその場所に何があったか?どのような地形であったのか?地名の変化」などを調べることができます。

例えば、「昔は海や川だった所が埋め立てて作られた土地だった」とか「明治時代は沼地だった」など。
これらのエリアは軟弱な地盤で水はけが悪く、地盤沈下が起きやすい、自然災害の影響を受けやすいエリアであると言われています。

古地図もこれから住もうとしているエリアを調べる参考要素になりますので、是非活用してください。

「今昔マップ on the web」https://ktgis.net/kjmapw/index.html
国土地理院のデータを基にした古地図と現在の地図を並べて比較できるようになっている便利なサイトです。

出典:「今昔マップ on the web」熊本市

◆ 参考:住宅会社が行う主な地盤改良工事(補強方法)

地盤改良工事は、建物の安定性を確保するために行われる重要な工程です。 
以下に、住宅会社が行う一般的な地盤改良工事の種類を紹介します。

● 直接基礎工法

直接基礎工法は、建物の荷重を直接地盤に伝えるための基礎工法の一種で、地盤が比較的強固である場合に適しています。
この工法は、住宅や中小規模の建物に広く用いられています。
主に「ベタ基礎」という工法が用いられ、建物全体の床面積にわたって一面にコンクリートを打設する基礎工法です。
この方法は、地盤が均一でない場合や、地震時の不同沈下を防ぐために使用されます。
地盤改良工事に掛かる費用(目安):なし

● 表層改良工法

この工法は、地表面から2〜3メートル程度の浅い地盤の改良に適しています。
セメント系の固化材を混合して地盤の強化を行い、一般的には住宅の建設に多く使われます。
地盤改良工事に掛かる費用(目安):150~200万円

● 柱状改良工法

深さ10〜15メートルの地盤を改良する際に用いられます。
セメントミルクを注入しながら掘削し、柱状の改良体を形成する方法です。この工法は、重機を使用するため、比較的大きな建物に適しています。
地盤改良工事に掛かる費用(目安):150~200万円

● 鋼管杭工法

この工法は、支持地盤が深い、または支持地盤がない場合、重い建築構造物を支える場合に対応する工法です。
地盤改良工事に掛かる費用(目安):200~250万円

夢のマイホームを検討されている方で、
「土地探しから始めないといけないが、何からどう進めて行けばいいのか不安」「まずは相談したい。話を聞いてほしい」と悩んでおられる方。

土地探しから資金計画など実績豊富な玄housingに、まずはお気軽にご相談ください。

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