新築住宅で後悔しないために!部屋の印象を左右する照明の考え方

みなさん、こんにちは!
玄housing広報担当の玄馬(げんば)です。
いつも「玄馬くん家づくり豆知識」をご覧いただきありがとうございます。
家づくりを考えるとき、多くの人は「間取り」や「デザイン」、「素材」にはこだわります。
しかし、「照明計画」までしっかり考える人は意外と少ないものです。
じつは、照明はただ部屋を明るくするためのものではなく、空間の印象や居心地を大きく左右する重要な要素です。
同じ部屋でも照明の種類や配置によって、以下のような違いが生まれます。
- 温かみのある光が広がる、落ち着いた高級感のある空間
- 照明の配置に失敗し、殺風景で安っぽく感じる空間
せっかくこだわって建てた家なのに「何だか落ち着かない」、「思っていた雰囲気と違う」と後悔するのは避けたいですよね。
では、どうすれば照明計画を失敗せず、理想の住まいを実現できるのでしょうか?
本記事では、新築住宅の照明計画で抑えるべきポイントを詳しく解説します。

- 1. ◆ ダウンライトだけの照明計画に注意!安っぽくなりやすい落とし穴とは?
- 1.1. ダウンライトだけのデメリット
- 1.1.1. 1.天井が穴だらけに見えてしまい美しくない
- 1.1.2. 2.部屋全体が眩しくなり落ち着かない
- 1.1.3. 3.メリハリのない空間になりがち
- 1.2. 解決策:ダウンライト+間接照明の組み合わせ
- 2. ◆ 照明計画のコツ① 「明るさのムラをなくす」
- 2.1. 明るさのムラをなくす方法
- 3. ◆ 照明計画のコツ②「使う光」と「見せる光」を意識する
- 3.1. 使う光(実用的な照明)
- 3.2. 見せる光(空間の演出をする照明)
- 4. ◆ まとめ:照明にこだわって理想の住まいを実現しましょう
- 4.1. ポイントのまとめ
◆ ダウンライトだけの照明計画に注意!安っぽくなりやすい落とし穴とは?
最近の新築住宅では、「ダウンライトだけ」のシンプルな照明計画が提案されることがよくあります。
天井に埋め込まれたダウンライトは、すっきりとした印象になり人気があります。
しかし、ダウンライトだけの部屋には以下のようなデメリットがあります。
ダウンライトだけのデメリット
1.天井が穴だらけに見えてしまい美しくない
多くのダウンライトを配置すると、天井全体に点々と穴が開いているように見え、落ち着きのない印象に。
2.部屋全体が眩しくなり落ち着かない
調光機能がない場合、ダウンライトの光が強すぎて、必要以上に眩しく感じることがあります。
3.メリハリのない空間になりがち
影ができにくく、奥行きや立体感がなくなるため、平面的な印象になってしまう。
解決策:ダウンライト+間接照明の組み合わせ
ダウンライトを採用する場合でも、間接照明やペンダントライトを組み合わせることで、空間にメリハリをつけることができます。
特に、調光機能を取り入れることで、シーンに応じた明るさを調整でき、快適な空間をつくりやすくなります。

◆ 照明計画のコツ① 「明るさのムラをなくす」
照明を設置する際、重要なのは**「光が部屋全体に均等に当たり、明るさのムラがないようにすること」**です。
例えば、部屋の一部が明るく別の部分が暗いと、暗い部分がより強調され、実際よりも暗く感じてしまいます。
この明るさのムラをなくすために、以下のポイントを押さえておきましょう。
明るさのムラをなくす方法
- 照明の配置を分散する→特定の場所だけでなく、天井や壁を利用して光を広げる。
- 間接照明を取り入れる→天井や壁を照らすことで、光が柔らかく広がり、均等な明るさを確保できる。
- 調光や調色機能を活用する→照明の明るさや光の色を調整できるため、シーンに応じて最適な明るさや色あいを実現できる。
特に調光機能を備えた照明を選ぶことで、空間の明るさのバランスを簡単に整えることができます。
◆ 照明計画のコツ②「使う光」と「見せる光」を意識する
照明を選ぶ際には、「使う光」と「見せる光」を分けて考えると、より洗練された空間を作ることができます。
使う光(実用的な照明)
キッチンやダイニング、ワークスペースなど、作業をする場所では、しっかりと手元を照らす照明が必要です。
- ダイニング:ペンダントライトで食卓を明るく
- キッチン:手元灯やダウンライトで調理しやすく
見せる光(空間の演出をする照明)
リビングや寝室では、落ち着いた雰囲気を演出する照明が重要です。
- リビング:間接照明やブラケットライトでリラックス空間を演出
- 寝室:フロアライトやウォールライトで柔らかい光を取り入れる
このように、用途に応じて照明を使い分けることで、実用性とデザイン性を兼ね備えた快適な住空間が生まれます。


◆ まとめ:照明にこだわって理想の住まいを実現しましょう
新築住宅の照明計画をおろそかにすると、せっかくのこだわり空間も「眩しいだけの落ち着かない部屋」や「殺風景な印象」になってしまいます。
ポイントのまとめ
- ダウンライトだけの配置は避ける
- 明るさのムラをなくすため、間接照明を活用する
- 「使う光」と「見せる光」を意識してバランスよく配置する
照明計画は経験やノウハウが必要なため、プロと相談しながら設計段階からしっかり計画を立てることが大切です。
熊本で注文住宅をご検討されている方は、ぜひ玄ハウジングにご相談ください。
お客様の理想の住まいに合った照明計画をご提案いたします。
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