給湯器・太陽光・床暖房―これからの家づくりに欠かせない住宅設備とは?【熊本の新築住宅】

みなさん、こんにちは!
玄housing広報担当の玄馬(げんば)です。

いつも「玄馬くん家づくり豆知識」をご覧いただきありがとうございます。

住宅のプランを考えるとき、まず重視されるのは間取りや外観デザインかもしれません。
でも実は、毎日の暮らしを支える「住宅設備」の選び方も、とても重要なポイントです。

給湯器や太陽光パネル、床暖房に加え、近年では「衣類乾燥機」などにも注目が集まっています。
これらの設備は、家の性能や快適さ、さらには光熱費の負担にも大きく関わってくるため、建てる前にしっかり考えておきたいところです。
特に最近ではエネルギー価格の高騰や環境問題の影響から、住宅設備の選び方がこれまでとは大きく変わってきています。

本記事では、熊本県で注文住宅を検討している方に向けて、いま注目されている住宅設備のトレンドや、それぞれの特徴、選び方のヒントをわかりやすくお伝えします。

◆ 給湯器は「電気だけ」でも「電気+ガス」でも考えられる時代に

給湯器は住宅の心臓部ともいえる存在。
毎日使うものだからこそ、性能と光熱費のバランスが大切です。

オール電化住宅は「おひさまエコキュート」が注目

オール電化を検討しているなら、「おひさまエコキュート」はぜひチェックしたい給湯器です。
太陽光と連動し、昼間の発電した電力を利用してお湯を沸かす仕組み。
通常のエコキュートに比べて、自家消費が可能になる点が大きな魅力です。
「昼間に電気を買わずに済む」ことで、電気代の大幅な削減が期待でき、太陽光との相性が非常に良いとされています。

画像出典:東京電力エナジーパートナー おひさまエコキュートを理解する5つの質問~エコキュートと何が違うの?~

電気とガスの”いいとこ取り”なら「エコワン(ECO ONE)」

一方で、「光熱費を抑えつつ、給湯の使い勝手も大切にしたい」という方に支持されているのが、ガスと電気のハイブリッド給湯器「エコワン」です。

ヒートポンプで省エネにお湯を沸かしつつ、必要なときにはガス給湯器が瞬時にお湯を補うという、効率と快適さ両立した構成が特徴です。
共働き家庭や使用料が多いご家庭に人気の設備です。

画像出典:三井不動産レジデンシャル

◆ 花粉・黄砂・PM2.5の影響で「乾太くん」が注目の設備に!?

近年、春先から初夏にかけての花粉や黄砂、さらにはPM2.5などの影響により、「外に洗濯物を干すのが不安」という声が増えています。
そのため、室内干しや衣類差乾燥機の需要が高まっているのが現状です。

その中で、特に注目を集めているのが **リンナイのガス衣類乾燥機「乾太くん」**です。

「乾太くん」のメリットとは?

  • ガスのパワーで電気式衣類乾燥機の約1/3の時間で乾燥できる
  • 仕上がりがふんわり。部屋干し臭も防げる
  • 花粉やPM2.5の影響を受けずに衣類乾燥できる安心感

共働き家庭や小さなお子さまがいるご家庭、梅雨の時期などでも重宝されています。

給湯はエコキュート、でもガスは「乾太くん」のために引き込む

実際に、給湯は「おひさまエコキュート」で対応しつつ、乾太くんを導入するためだけにガスを引き込むお客様も増えてきています。

一見、光熱源が「電気とガスの併用」になるのは非効率に見えるかもしれませんが、「洗濯のストレスを軽減できる」「仕上がりが段違いに良い」といった理由から導入を決められるケースが多いのです。

画像出典:リンナイ ガス衣類乾燥機 乾太くん

◆ 太陽光パネルは「載せられるだけ載せる」が新常識に

太陽光発電は、以前の「売電で元を取る」から、「自家消費で高熱を抑える」という考え方に変わってきました。

7~8kw搭載が ”安心ライン

以前は4kwで十分とされていた太陽光発電ですが、現在は7~8kw程度を目安に搭載するケースが増えています。

理由は、

  • 自家消費前提の時代になったこと
  • 電気使用量が増えている(エコキュート・スマート家電・EV車など)
  • 売電価格の下落により、できるだけ電気を「買わない」工夫が必要

屋根に載せるだけ載せたい理由

屋根の形状や方角により制限はありますが、搭載できる容量はなるべく最大限にというのが今の主流です。
搭載量が多いほど、昼間に発電して使える電気が増えるため、トータルの光熱費削減効果が高まります。

また、ハウスメーカーによっては、蓄電池とのセット割や補助金対応なども用意されていることがあるので、最初からまとめて検討することをおすすめします。

◆ 床暖房を導入する前に見直すべき「床の断熱性能」

寒い冬の時期に「床が冷たくて辛い」という声は多いのですが、その原因には断熱不足床材の選び方にある場合も少なくありません。

断熱強化や無垢フローリングで快適さUP

最近の家づくりでは、床下に厚めの断熱材をしっかり施工することで、足元の冷えをかなり軽減できます。
あわせて、断熱性に優れている無垢材のフローリング断熱タイルなどを採用することで、床そのものの温かみを感じやすくなります。

床暖房は「最後の手段」として考える

もちろん、床暖房には大きな快適性があります。
ただし、初期費用とランニングコストを考えると、まず断熱と床材で工夫をしてみることが重要です。
それでも冷えが気になるという方には、太陽光で発電した電気を有効活用しながら床暖房を運用するという選択肢もあります。

◆ 光熱費の未来とトレンドの背景を知っておこう

なぜ今、これらの設備が選ばれているのか?
そこには確かな理由があります。

光熱費は今後も上がる可能性がある

日本はここ数年、電気料金やガス料金の値上がりが続いています。
特に再エネ賦課金や原油価格の変動、地政学的リスクによって、今後もエネルギーコストは高止まり、もしくは上昇する可能性が高いとされています。


こうした背景を受けて、住宅設備のトレンドは大きく変化してきました。

  • 太陽光は「売る」から「使う」へ
  • 給湯器は「ガスだけ」から「ハイブリッド」へ
  • 衣類乾燥は「外干し」から「乾太くん」へ
  • 床暖房より「断熱性能の底上げ」へ

今のトレンドを知ることは、「これからの暮らし」に合った家づくりをするための第一歩です。

◆ まとめ:自分に合った設備選びで、賢い家づくりを

住宅設備に「これが絶対に正解」というものはありません。
家族のライフスタイルや住む地域、予算や好みによって最適な選択は変わります。

ただし、今の設備トレンドにはしっかりとした背景があり、**光熱費の将来性や暮らしの変化を踏まえた「合理的な考え」**であるとも言えます。

  • 太陽光はできるだけ多く搭載する
  • 給湯は電気かハイブリッドで賢く
  • 乾太くんで洗濯のストレスフリー
  • 床の冷えは断熱で解決できるかも

設備選びを「おまかせ」にするのではなく、ご家族の暮らしに合った”最適解”を一緒に探すことが、後悔のない家づくりにつながります。

玄ハウジングでは、光熱費を抑えながら快適に暮らせる家づくりを、設計士・コーディネーターが一緒になってご提案します。
設備の選び方に迷っている方も、どうぞお気軽にご相談ください。


夢のマイホームを検討されている方で、
「土地探しから始めないといけないが、何からどう進めて行けばいいのか不安」「まずは相談したい。話を聞いてほしい」と悩まれている方。

土地探しから資金計画など実績豊富な玄housingに、まずはお気軽にご相談ください。


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ロングライフ時代に入った今、長く快適で安心な住まいを求めている方へ向けて、間取りや建材、エネルギー効率、環境への配慮など、必要なアドバイスを提供弊社のこれまでの実例を通じて、理想の住まいを見つけるお手伝いをさせていただきます。

「住みたい家・夢のある家で、長く快適に楽しく生活するための第一歩を踏み出しましょう。

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