木造住宅のメリット・デメリットを知ろう。鉄骨造住宅との違いも解説

みなさん、こんにちは!
玄housing広報担当の玄馬(げんば)です。

いつも「玄馬くん家づくり豆知識」をご覧いただきありがとうございます。

木造住宅が持つメリットとデメリットを把握することは、家を建てる際に「木造か?鉄骨造か?」の工法を選択するうえで重要な要素となります。

木造住宅は断熱性や気密性が高いという利点がありますが、鉄骨構造との比較から、木造住宅が持つ性能と特徴について解説いたします。

◆ 木造住宅のメリット

木造住宅のメリットは大きく分けて3つあります。

1つ目のメリットは、断熱性が高いという点です。
「断熱性」とは、家の窓や壁、屋根などが外気の影響をどれだけ受けずに、室内に快適な温度を保てるかを示す性能のことです。
断熱性が高ければ、室内温度が外気温に大きく左右されず、快適な室温に保つことができます。

木材と鉄、それぞれの素材性能を比較すると、鉄は木材のおおよそ350倍~600倍の熱を伝えやすいという特性があります。
そのため断熱性能という面においては、鉄骨造住宅よりも木造住宅の方がメリットが大きいと言えます。

2つ目のメリットは、気密性が高いという点です。
「気密性」とは、空気などの気体が外に漏れない性能で、住宅においては隙間風などが入らないことを指します。

気密性が高いと、室内の空気が外に漏れにくく外気が室内に入りにくいため、四季を通じて快適に過ごすことができます。
鉄は素材自体が温度で伸縮する特性があり、温められると膨張し、冷やされると収縮するため、多少の隙間ができやすい性質があります。

それに比べて木材にはそのような特性がなく、気密シートなども取付けしやすく気密性能が優れいていると言われています。

3つ目のメリットは、建築コストを抑えられる点です。
木造住宅は、鉄そのものの材料費、耐火処理や防錆処理を施すなどが必要ですが、木造の場合は、そのような処理が必要ありません。
また、豊富な木材の種類を選定できるので、こだわった素材を選んだり、価格を下げるなどの工夫がしやすいです。

以上が木造住宅の主なメリットです。

◆ 木造住宅のデメリット

一方で、木造住宅には大きく分けて2つのデメリットがあります。

1つ目のデメリットは、鉄骨造住宅と比較して強度面で劣ることです。
鉄骨造住宅の方が強度が高く、曲がりにくい性質があるため、地震の揺れに耐える強度に優れています。

鉄骨造住宅は木造住宅と比べて倒壊や損傷のリスクが低いと言われ、災害時に身を守るという点では、鉄骨造住宅の方が有利と言われています。

2つ目のデメリットは、大規模リフォームは注意が必要という点です。
大規模リフォームとは、主要構造部(柱・壁・床・屋根・階段)の50%を超える修繕工事などを行うことを指し、建物の強度低下を考慮すると、大規模リフォームを行う時は注意が必要です。
木造住宅の大規模リフォームを行う場合は、多くの実績や信頼おける業者を選ぶことが重要です。

◆ まとめ

玄馬くん

以上のようなメリット・デメリットの特徴から、木造住宅は都市部にある狭い土地よりも、郊外にある比較的広めの土地に建てる場合に向いているともいえます。

玄ハウジングでは、

ロングライフ時代に入った今、長く快適で安心な住まいを求めている方へ向けて、間取りや建材、エネルギー効率、環境への配慮など、必要なアドバイスを提供弊社のこれまでの実例を通じて、理想の住まいを見つけるお手伝いをさせていただきます。

「住みたい家・夢のある家で、長く快適に楽しく生活するための第一歩を踏み出しましょう。

ホームページのお問い合わせフォーム

またはお電話でお問い合わせください。

TEL:096-288-0666

株式会社玄housingは熊本県熊本市を中心に

完全自由設計・注文住宅の新築工事・リフォームリノベーション工事・店舗施工を請け負っております。